立地企業の声一覧

株式会社UACJ

福井製造所 総務部長

藤田 浩

インタビュー

Q1福井県への進出のきっかけ

A1

当初、アルミニウムの精錬~圧延まで一貫して製造する工場を計画しており、ボーキサイト陸揚げに必要な港を備えるテクノポート福井は、必要な条件を揃えた工業地帯でした。
残念ながらオイルショックにより精錬事業は断念しましたが、拡張性に富む広大な敷地は、当社福井製造所の大きな「強み」となっています。

Q2福井県へ進出して良かった点

A2

福井で採用した従業員は県民性の通りまじめで誠実。福井で操業開始して以来40年。職場のリーダーや中堅として活躍しています。
また、福井県は事業拡張する場合の補助金が手厚く用意されており、新工場建築の際大変助かっています。

Q3福井県内拠点の事業内容

A3

世界最大級の最新鋭アルミニウム圧延機を導入、高度な生産技術および確かな品質管理体制により高精度高品質のアルミ飲料缶用素材、自動車ボディパネル用素材、航空機材、LNGタンク材等を製造しています。
缶材の国内シェアは約50%あり、アルミ飲料缶の2本に1本は福井製造所で製造された材料が使われています。
製造所では、従業員による森林整備や小学生向け野球教室など地域貢献にも力を入れています。

Q4今後の展望

A4

アルミニウムはリサイクルして製造するときのCO2排出量が、鉱物資源から精錬した際の約3%となり、リサイクルしたアルミニウムを使えば使うほどCO2排出量削減につながります。
当社は、リサイクルを推進する新たなバリューチェーンの構築に着手し、循環型サーキュラーエコノミーの要となる“心臓”の役割を担います。
環境性能に優れたアルミニウムの特性を活かし、“軽やかな世界”の実現を目指します。

プロフィール
拠点名: 福井製造所
立地所在地: 福井県坂井市三国町黒目21-1
進出年月: 1983年 5月
県内従業員数: 819人 ( 2023年 3月現在 )
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