AGC若狭化学株式会社
代表取締役
坂田 和久氏
当社はAGCの合成医農薬CDMO事業の製造会社として、前身となる工場を買収する形で1998年に福井県小浜市に設立されました。
その後事業拡大に伴い新工場の拠点を探した結果、既存工場の従業員が配置しやすく、また素直で勤勉な人材が集められる地域であることから、同じ福井県嶺南地域であり小浜市に隣接する若狭町の工業団地内に2012年、新工場を建設しました。
福井県は全国有数の教育県であり、粘り強く勤勉な人材に恵まれています。
地理的には関西圏や中京圏と近く、高速交通網も整備されており便利な位置にあります。
他にもエネルギーコストが比較的安価であること、新工場建設やその後の増設にあたっては充実した県や町の補助制度を受けられたことが利点として挙げられます。
さらに当社に来場されるお客様には、地域の豊かな自然やおいしい食材でおもてなしできる点も魅力です。
国内外のお客様から受託された医薬や農薬の有効成分やその中間体を、工場の化学プラントで製造しています。
製造部門だけでなく、製品品質を評価する品質部門や新製品導入のための開発部門等にも優秀な人材が勤務しています。
一般の方は当社の製品を見ることはありませんが、見えないところで皆様の暮らしを支えています。
当社の医薬農薬製品は、ここ福井県嶺南地域から世界中に出荷されています。
今後も福井県の立地を生かし、地域に根差しながら技能を持った人を育てつつ事業を拡大し、世界の人々の健康と農作物の安定生産に貢献していきたいと考えています。
加えて当社の従業員の方々が誇りをもって働ける地域を代表する会社にしていきたいと考えています。